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アクション作画あれこれ(8月23日 晴)

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今日のナルト疾風伝(第246話「十機VS百機」 脚本:西園悟 絵コンテ、演出:濁川敦 作画監督:拙者五郎)が素晴らしかったです。恐ろしくキレのある殺陣や、これでもかとゴリゴリ動く背動付きアクションに目が釘付けでした。で、手元のジャンプをペラペラめくって原作と比べてみたんですが、アクションの大部分がアニメスタッフによって追加されたもののようです。三宝吸潰やサクラが八方からの刃を避けるシーンなどは原作を見事に再現しつつ、サクラ対人形多数の壮絶な殺陣や、サクラがサソリに向かうまでの間にチヨバアの人形がどんどん倒されていく、といったたまらない演出はアニメのオリジナルのようで、非常に見ごたえがありました。本当に、素晴らしいの一言です。  そういえば、先日の史上最強の弟子ケンイチの第三十八撃「かわいい子猫 女たちの肉弾戦!」(脚本:白根秀樹 絵コンテ:芦沢剛史 演出:加藤洋人 作画監督:加藤洋人、石川慎亮、大澤正典)も、艶のある絵柄と強烈なパースアクションが炸裂して素晴らしかったです。最近ちょくちょく差し替わっているOPも同じスタッフの仕事だと思うのですが、凄い動きで毎週堪能しています。某漫画家さんは疲れた時に松本憲生のアクション作画を見て元気をもらうそうですが、素晴らしい仕事というのは人に元気を与えてくれるものだと思います。なので、疲れた時には凄いアニメを見るようにしてます。ノエインの12話とか。女子高生のEDとか。エウレカのバレエ・メカニックとか。リリカルなのはA'sの斉藤良成回とか。陰陽大戦記の触手責め回とか。金子ひらく作監の水着回とか。なんだ、結局エロかよ。

マイベストそばかすランキング(6月18日 晴)

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人に連れていってもらった本屋で、思わぬ出会いをする事がある。同級生に連れられて初めて行ったまんがの森に、ちょうど発売したばかりの鶴田謙二の画集が積まれていて、その表紙の青の美しさに、思わずレジに運んでしまったというのが、鶴田謙二にハマったきっかけである。人生を持ち崩した一因のひとつであることは、否定できない。一冊の本にも、ひとの人生を変える力があるのである。 そういう出会いが、この前もあった。アシ仲間のIさんが東京に出てきていて、友人のSさんを紹介するというので出向き、飲み屋で男3人、延々と漫画とかアニメの話をしたのだけれど、その飲み屋に行く前に、IさんSさんがよく行くという本屋に寄らせてもらった。初めて行く本屋というのは勝手がわからないので、ふらふらと見てまわっていると、さっと目についたのが、ピンクの背表紙。南Q太の「オリベ」であった。あ、売ってた、オリベ。雑誌に載ってた頃にちょくちょく読んでいたのだけれど、雑誌が潰れたから、単行本はでねぇだろうなぁと思っていたけど、そういや本になったって話は聞いてたな。でもマイナーなとこから出てたから本屋で置いてるの見た事ないし、ネットで頼むのも面倒だし、と忘れてたんだけど、なんだ、売ってるじゃん。といった事を考えながら、レジまで運んで買っていた。人に連れていってもらう新しい場所というのは、こういう事があるから好きなのだ。 その後、マイ・ベスト・そばかすランキングに移動があった。1位は変わらずに、すなかけ(五十嵐大介の短編)の球子さん、2位もそのままおもいでエマノンのエマノンなのだけど、3位にオリベの織部さんが食い込んできた。やはり一冊の本にも、ひとのそばかすランキングを変える力があるのである。

年賀状の嫌がらせ(1月2日 晴)

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  毎年、年賀状には何かしら新しい絵を描いて出すようにしてる。しかし、キャラクターや構図は違えど、だいたい毎年描く絵は同じ、コートやセーターで厚着をした女の子の絵である。というのも、女の子の服装というのは、思いっきり厚着をしているか、もしくはおもいっきり薄着をしているもの、このどちらかが良いという、自身の趣向に基づいているからである(残念ながら、この点に関して同意してくれる人には会った事がない)。もちろん薄着の方を描いてもいいのだけれど、さすがに冬に出す年賀状にビキニ姿の女の子などを描くと、季節感がない、無神経だ、配慮が足りない等と(特にご家族と一緒に暮らしている方々から)苦情が来るかと思われるので、結局、毎年厚着のほうになるわけである。そのうち嫌がらせで、やってみたいとは思っているのだけれど。