石動乃絵(2月15日 晴)
アニメ「true tears」が面白いです。 見始めたきっかけは、監督が西村純二だからなのと、シリーズ構成が岡田麿里だからで、ゲームが原作らしいけど(実際はタイトルだけ同じで、ほぼ完全オリジナル)、という程度の知識しかありませんでした。しかし、西村純二はシムーンで素晴らしいものを見せてくれたし、岡田麿里は個人的に今一番ノってる脚本家だと思っているので、この二人ならばかなり面白いものを見せてくれるだろうと、そういう期待から視聴をしていました。 とにかく驚いたのは、その日常描写の細かさです。ああ、そうそう、髪の長い子が走るとこういうふうに髪が揺れるよね、とか、コートを着た女の子がしゃがむ時は、膕(ひかがみ)に手を入れるんだよね、とか、タコさんウィンナーを炒める時の油ってこういうふうだよね、とか、歯磨き粉をつける時ってこういう手首の動きをするんだよね、とか、あまりに「普通の仕種」を描くことに貪欲で、毎週舌を巻くばかりでした。普通アニメでは止め絵で描かれるモブを全部動かしてやろう、という意気込みも、素晴らしいと思います。 今週放映された6話では、みよきちの顔芸とか、湯浅比呂美の口パクとか、バスケのディフェンスの子の乳揺れとか、もちろん作画的な見どころも沢山あったのですが、お話の方も大きく動いて、俄然、目が離せなくなってきました。今一番楽しみにしてるアニメです。しんいちろーのベルトを腰にまいて、おしりふりふり、料理をする石動乃絵・・・ちくそう、かわいすぎるぜ。