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第60回 善意色紙等頒布展(2022)

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今年も富山県善意銀行さんが主催する『善意色紙等頒布展』に色紙をお送りしました。12月2日から4日まで、富山県民会館のギャラリーにて展示されるほか、メールフォーム等で会場を訪れずとも購入希望の申し込みを送れるそうです。詳しくは富山県善意銀行さんのホームページをご確認ください。  善意色紙等頒布展について - 富山県善意銀行 http://www6.plala.or.jp/toyama-zengin/new2057.html ちなみに漫画家の色紙は『芸能・タレントの部』に分類されており、なんだか照れ臭いですね。色紙をお送りするのは今年で4年目になります。以前どこかでも書いたのですが、色紙寄稿の依頼メールが来たとき引き受けたのは、ひとえに送り先の富山県が、マイフェイバリットアニメである『true tears』の舞台だからです。そのくせ未だに富山を訪れたことは無かったりして、色紙の展示を見に行くついでとかに、いつかあのアニメの舞台に足を運んでみたいと思っています。 例年、展示が終わったあと、富山県善意銀行さんからはお礼の手紙とともに、名物の氷見うどんが贈られてきます。茹でながら、来年こそは富山に行ってみたいなあと思いつつ、毎年おいしく頂いています。

A先生とF先生

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少し前の話ですが、藤子不二雄ファンサークル『ネオ・ユートピア』の会誌に寄稿しました。藤子不二雄Ⓐ先生の追悼号で、一度だけご縁があって、Ⓐ先生とさいとう・たかを先生のツーショットを目撃した話になります。  Ⓐ先生の作品への熱い思いや作品解説、トキワ荘や仕事場周りの話などは、それこそ自分などよりも遥かに詳しい方々が書くだろうから、自分にしか書けない話として、晩年のⒶ先生の目撃譚になりました。これはこれで、なかなか貴重な話になったのではないかと思います。通販でも取り扱っているそうなので、興味のある方は こちらのサイト からご確認ください。  自分の想い出で言うと、幼稚園の時に初めて描いた漫画が、ドラえもんの二次創作でした。大長編のクライマックスで、ドラえもんがのび太をかばって死んで、のび太が敵に自爆して終わるやつ。同じ頃に「ハットリくん」も読んで、笑うよりも怖い漫画だと思った記憶があります。その後、小中学校の近くにあった公民館内の図書館に、愛蔵版の藤子不二雄SF全集とまんが道が置いてあったので、どっぷりリピートしてハマり込むことになります。あと手塚治虫の火の鳥とアドルフに告ぐとシュマリと奇子とハトよ天までも読み漁った。 それからⒶ先生については、もうひとつ思い出が。某漫画家さんのところで初めてアシスタントに行ったとき、隣の席にいた別のアシさんがⒶプロダクション出身の方した。その方は街を歩いていたら偶然Ⓐ先生に出くわして、「ファンです!」と挨拶したあと自分も漫画を描いていることを告げたら、その場で「じゃあ、うちで働かない?」とスカウトされ、アシスタントとして働くことになったそうです。Ⓐ先生のおおらかさ、人の良さと社交性が伺えるエピソードだなあと思いました。 そんなこんなでⒶ先生、F先生の藤子両氏に想いを馳せていたせいか、つい先日、夢枕に藤子先生が出てきたんですよ。それも両先生そろったオールスターで。場所はⒶ先生の仕事場で、自分はアシスタントでⒶ先生の原稿を手伝っている状況。目の前のすぐ、向かいの机でⒶ先生はバリバリ原稿を描いていて、こちらはその原稿をチェックしながら仕上げ作業をする。隣にはなぜかF先生が座っており、Ⓐ先生の原稿をパラパラ見ながらニヤニヤしているご様子。漫画の内容はⒶ先生の過去の赤裸々なエピソードで、読みながら『確かにこんな過去のエピソードは...